ちょいとがん患者ってだけ

相変わらず咳はよく出る。
入眠するとピタリと止まるのが、風邪などの炎症性の咳と違うところ。

しかし、夕方から夜半にかけて咳が増えるところは、同じような気もする。

そして、日頃は痰のからみも感じないが幾日かに一度、せいぜい咳き込んだあとに突如ゴボゴボと粘度の高い塊が口内に飛び出してくる。

咳が止んで油断した隙にゴボゴボと来るので、やや慌てる。

どうやら咳が出やすい姿勢というやつもある。
立位より座位のほうが咳が出やすい。
そして、前屈みになるともれなく咳が出る。

何かを拾う動作は、必ず咳がを伴う。
低い位置に収納した物を取り出す際には、こらえても必ず咳が出る。

気にしていると何一つ出来はしないので普通に生活していると、けっこうな頻度で咳き込み放題になる。
もちろん勤務先でも同じだから、なかなかの騒音元になっている。
胃に空気が入っていたりするとついでにゲップも出てくるので、かなり下品な騒音かと思う。

いや、面目ない。

大学入試センター試験が一日目終了。
受験生諸君、首尾はいかに？

東京のセンター試験日が晴れ（のち曇り）なんて、最近の記憶にないぞ。
昨年の天候が悪過ぎて記憶がなくなったかな。

わが子の結果は訊くまい、というか、報告しやがらぬ。
そういう態度の人間だもんだから、せっかく授けてもらう知識も身に着かぬ。

わからんのは教える人のせいでなく、わからんところを「ココがわかりませんので教えてください」とお願いできない己の横柄さに起因しておるのだ。
「わかるように教えないから悪い」なぞとけしからぬ言葉、小学生の頃から言ってたな。
というか、先ず、自分で調べんかい。

ま、受験シーズンの親は食事と交通費と受験料と塾や学校の経費を与えて、あとは神頼みでもしといてやるしかないんだよな。
当たり前だとは思うなよ。
労力、出費は膨大なのだから。

親ががんの手術を終えてやっとこさ帰ってきても、退院初日に病人扱いしたら後は元の木阿弥。
母はATM付きの奴隷に戻りましたとさ。

バチってあたるんだよ。
知ってるかい？

で、合格祈願に大人気の亀戸天神。
亀の字がつくわりに、境内に大きな池には亀の姿は見えず鯉ばかり。

がっかりしていたら、手水舎に亀がいたいた。
亀さんも牛さんも、ひとつよろしくね。

化膿しておりまする。
手術痕が。
術後２ヶ月経過しとりますよ、既に。

ここ3、４日は手術の傷跡の痛みが気になるとは思っていたが、特に激痛があるでもなし。
会社員の生態で夜になってから洗濯物を干していたら、どうも右脇の手術痕あたりに濡れた感触がある。
物干しが寒いので冷たいのかと思ったが、どうも違う。

不審に思い洗面所で肌着をめくってみたら、膿が溢れているではないか。
見づらいので周囲の皮膚を伸ばしながらティッシュペーパーをあてがうと、どんどん出てくる。
少々血液混じり。

右乳房の付け根部分で胸腔鏡手術の傷跡に沿って、幅は１㎝、長さは２㎝ばかり赤く腫れている。
なんで今頃になって化膿するかな。

術後２日くらいの間なら「先生、傷口開いちゃいました」と言うところだが、そんなわけもない。
身体の中まで穴が開いているのではない。

乾燥してカサカサのところに、運悪くバイキンさんがくっついたってところかな。

清潔にして放置、したいが衣類が振れる場所なので絆創膏を貼りつける。

面倒なことになったじゃないか。
これ悪化したら、わざわざTの門病院まで診せに行くのかね。
それとも近隣の皮膚科に相談か。
どうなのよ、ワタシ。

とりあえず、深い穴が開いたわけではないので、放置。

よもやの術後トラブル。
２ヶ月経って、まさか傷跡が化膿とは。

冬季の乾燥、恐るべし。
もうピチピチの若者ではないし、お肌は少し大切にしてやらねば。