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癌患者もただの人。働かないと食えないし、笑ったり怒ったり、電車にも乗るよ。
悪いクスリを注射しようとしているところ、な、わけはなく。
ぬるま湯を注入。
環境に、ではなくて、腸に。
24時間に一度、腸に繋がった管へ体温に近い湯を注入せねばならんの。
食道がん手術後には食事量が増えないケースが多いため、腸に直接栄養液を注入する管を取り付けるのだった。
実際に入院中は食事が一定量摂れるまで、腸瘻(読み「ちょうろう」)経由で栄養摂取。口から食べるのと違っていきなり腸に入って来るので、横入り感がとんでもない。
腸が慌てることあわてること。
持ち主の意思とは関係なく捩れるのはやめて。
胃瘻(読み「いろう」)、腸瘻なんて、もっと重症の方が使うもんだと思っていたさ。
よもや我が身に。
ワタシのお腹にはグサッと管が刺さって、こともあろうにナイロン製の糸で皮膚に縫い付けてあるのだよ。
塞がらない傷口が開いてる状態。
若干、化膿したり。
毎日イヤでも拝むことになるのだが、なかなかシュールな図だ。